ページ権限とメールのバックグラウンド送信に対応しました。
2021年7月14日 10時14分 [osws牟田口]こんにちは。
オープンソース・ワークショップの牟田口です。
ページ権限とメールのバックグラウンド送信に対応しました。
ページ権限対応
ページに対してグループ毎に権限をつける機能です。
ページ権限を設定すると、子ページにも権限設定が引き継がれます。
当対応により、「ページのグループ権限を用いての基本権限の上書き」するようになりました。
- いままで
「メンバーシップページに参加するための判定で使用可能(どの権限でも同じ)。」 - これから
「メンバーシップページに参加するための判定で使用可能(どの権限でも同じ)。」+「ページのグループ権限を用いての基本権限の上書き」
また、「固定記事、権限設定の「投稿できる」権限が機能してない 」バグ修正も行いました。
これに伴い、モデレータ権限から編集者権限を取り除きました。
もしモデレータ権限のユーザに、今後も編集者権限が必要でしたら、ユーザ管理から設定をお願いします。
- いままで
モデレータ権限=(モデレータ+編集者) - これから
モデレータ権限=(モデレータのみ)
アップデートに伴い、画面から手動で設定が必要なサイト
メンバーシップページや、グループ権限を設定しているページがあるサイトは、画面からグループ設定等が必要です。
グループ設定等の例
- グループ管理から、「管理者」グループを作成(無ければ)
- ユーザ管理から、管理者ユーザー達を「管理者」グループへ参加。
- ページ管理から、メンバーシップページや、グループ権限を設定しているページに、管理者グループに「コンテンツ管理者」を追加
※ コンテンツ管理者ユーザでも、メンバーシップページのグループ権限に「コンテンツ管理者」がついてなければ、「コンテンツ管理者」権限は使えません。
※ グループ権限の例は、「所属グループのページ権限例」画像を参照してください。
所属グループのページ権限例
参考:ページのグループ権限設定画面
メールのバックグラウンド送信対応
メールのバックグラウンド送信に対応しました。
今までの即時送信はメール送信先が多いと、画面で待たされる事がありましたが、
バックグラウンド送信を設定すると、画面で待たされる事がなく、メール送信を行います。
設定変更方法
設定ファイル(.env)で設定します。
- QUEUE_CONNECTION=sync に設定すると「即時送信」です。(今までの設定はこちらでした。)
- QUEUE_CONNECTION=database に設定すると「バックグラウンド送信」に切替わります。
設定ファイル(.env)により、即時送信かバックグラウンド送信かの切替えられるため、メール設定画面の「送信方式」項目は削除しました。
- いままで
- これから
ページ権限やメール設定について詳しくはオンラインマニュアルをご参照ください。
- ページ権限
https://connect-cms.jp/manual/manager/page#frame-375 - メール設定
https://connect-cms.jp/manual/common/editBucketsMails#frame-272
当機能を使うには、Connect-CMSのアップデートが必要です。
Connect-CMSのアップデート手順は、Githubのwikiにあるアップデート手順ページ をご参照ください。
また、新しくConnect-CMSをインストールしたい方は、Githubのwikiにあるインストール手順ページ をご参照ください。
よろしくお願いいたします。