Re6: 「出欠管理」プラグインの作成ついて
2021年7月30日 11時13分 [松尾 拓海]返信ありがとうございます。
以上の内容、了解しました。
今後とも宜しくお願いします。
以下の目的、注意点などご確認いただき、ご使用ください。
当フォーラムでは、Connect-CMSのトラブルなどの相談も記載いただけますが、作業を肩代わりするものではありません。
作業の依頼は、株式会社オープンソース・ワークショップの調査メニューなどをご検討ください。
https://opensource-workshop.jp/service/rescue
返信ありがとうございます。
以上の内容、了解しました。
今後とも宜しくお願いします。
初めまして、松尾と申します。
教員を目指している大学生です。
現在nc3を用いて講義Webを試作しているのですが、nc3の「汎用データベース」では、ユーザを識別して表示する情報を限定する機能がないため、全員の情報が見られるようになっています。そこで今は、Googleスプレッドシートで別途データベースを作成して凌いでいる状態です。
このスプレッドシートも生徒を識別する情報の入力欄が自動で消えないことがあります。(消えるようにGASで構築してはいますが、いまいちレスポンスが遅いです。)
生徒が自分に割り当てられたアカウントとパスワード(サイトのログインとはなるべく独立させたいです。)を入力すると、自分の情報だけが出てくるようなプラグイン・機能は作成可能でしょうか。
ご教授よろしくお願いします。
はじめまして
株式会社オープンソース・ワークショップの井上と申します。
GASも駆使して試行錯誤しているとのことで、とても感心します。
さて出欠席管理プラグインですが構想案はあります。
https://github.com/opensource-workshop/connect-cms-ideas/issues/28
ただ、粗々な案であるのと、優先度の高いものから着手している関係で、
具体的に開発が進んでいる状況ではございません。
想定できる要求としては上記辺りがまず思いつきますが、
松尾様とこの件を揉んだ結果、開発が進むことも想定できる為、
是非、お話させて頂けたらと考えています。
教育実習生か、それに近しい立場のお方と推察しておりますが、
現場に近い方の声をお聞かせ頂ければと考えております。
以上、よろしくお願いいたします。
迅速な返答ありがとうございます。
自分は大学1年で、「教職免許取得を目指す会」というサークルの部長をやっています。(今年7月に立ち上がりました。)
サークル名にもある通り、教職を目指す学生が集い、教員としての資質を高め合おうという趣旨でやっています。
サークルHP:https://mt-study.sakura.ne.jp/circle(これもnc3で作成しました。)
本題に入る前に、自分がこの機能を必要としている理由から説明します。
自分は高校工業(情報)の教員を目指しています。大学の講義の中で、様々な事情で学校に行けない生徒が一定数いることを知りました。今までは授業は学校だけで行われてきていましたが、コロナ禍によって、オンラインを併用した授業形態(ハイフレックス型授業)が段々と浸透してきたことで、今までまともに授業を受けられなかった生徒も自宅で受けられるようになってきました。ただ、課題はあります。一番は、授業連絡や課題提出などの伝達が登校組とオンライン組でどうしても差が出てしまうことです。自分の大学では「LiveCampus」というポータルがあり、そこで授業連絡や課題、学内連絡などを一括で確認することができます。ただ、高等学校には同じようなポータルがない場合が多いです。(Google Classroomなどを各々の先生方が使っている場合が多いです。)そこで、自分が受け持つ授業とクラスを対象とした専用ポータル(講義Web)が必要だと強く感じました。
試作サイト(これもnc3作成)は一通り作成することはできたのですが、唯一の問題が「各々の生徒が自分の出席や課題提出・評価などを確認する機能がない」ことでした。この機能がないと、課題のフィードバックなどを教員から生徒に返しづらく、次の課題に生徒が生かしづらいからです。
サイトのログインを一緒にしたくない理由なのですが、サイトにログインしたまま離席した場合(自分の端末他、PC教室での閲覧を想定しているため。)、ほかの生徒から成績情報などを閲覧できてしまうからです。(初回の授業で「自分の成績情報も立派な個人情報であること」、「自分の端末を安易に他人に使わせないこと」、「自分の端末の扱いに気を付けないと、自分の意図しない所で情報が抜き取られること」を指導しますが、慣れてくると、生徒によっては管理がずさんになることが想定される。一応の配慮として設定したい。)
試作サイトも見て頂きたいのですが、試作サイトが壊れた(ログインがどうやってもできなくなった)ため、現段階の「出欠管理」のリンクだけ貼り付けます。
「出欠管理マスタ(教員入力用)」リンク:https://docs.google.com/spreadsheets/d/1waPqkWUpWLyjHF1SLh7n2-NAogOW6s2xU3QhxnQw9-0/edit?usp=sharing
「成績D.B.(生徒確認用)」リンク:https://docs.google.com/spreadsheets/d/1wjS0DaHQkj2hezN6hX_Ojgl7YqiQ-7Tdq4cXuZZ9mmw/edit?usp=sharing
閲覧アカウント1:1001 542899313 「工藤雅彦」
閲覧アカウント2:2001 262204126 「須田豊」
閲覧アカウント3:3001 575977164 「小山篤人」
(いずれも架空の人物です。)
参考までに、大学のポータルの出欠管理画面もスクリーンショットで掲載しておきます。
出欠の集計自体は各教員側でやる(生徒側での登録は今のところ想定していない。)と思います。「出欠管理」に求めたい機能としては、
自分が講義Webを利用して授業を展開する際、「教科連絡を毎回聞いてくる必要はないが、各々が毎日必ずGmailとサイト両方を確認するように」と指導をするつもりです。
かなり説明が長く、要求事項が多いですが、以上の内容でよろしくお願いします。
(文が読みづらく、本当に申し訳ないです。)
横槍で申し訳ありません。
高校工業の先生を目指しているとのこと、素晴らしいと思います。
自分は高校工業の教員をしています。松尾様が感じられている課題については自分も感じております。
そこで、Connect-CMS様の場所でございますが、別のものをご紹介させていただきます。自分としては、ご紹介する機能がConnect-CMSに搭載されるといいなぁと思っています。
それは「iroha Board」です。
こちらで、問題解決できるような気がします。
自分もこのコロナ禍で家庭学習をするものをできないか、模索しています。
あとはMoodleなどもありますね。
昨年度から体調を崩し、途中になってしまいましたが、自分もnc3で授業の振り返りや課題のやりとりをしていました。
https://www.suzunet.info/class
の中のb18.suzunet.info-NetCommonsやb19.suzunet.info-NetCommonsなどを参考にされてください。
大学などは、ICTにかける予算があり、色々な大学でオンラインのLMSができていますが、高等学校の場合、予算がないことが多いです。また不況のせいもあり、保護者からその予算を回収することも難しくなっています。(あるいは会計の明朗化の名の下にクラス費や学年費なども使用目的が厳しくなっています。)
その中で今回のコロナ禍の学校休校が一つの起爆剤とならないかと思いましたが、小中学校はGIGAスクール構想で一人一台予算が出ましたが、高校生は出ていません。
都道府県にもよると思いますが、産業教育への費用が段々と少なくなっており、実習設備にもお金がかけられなくなっています。
話がそれました。
過去にWebでクラスの連絡事項を載せていたら、生徒が結構見ており、好評でした。
「通常日課」「持ち物」「提出物期限」など担任でわかる範囲を載せていました。
そのような使い方もできるのかなと思っています。
情報の一端となれば、幸いです。
返答ありがとうございます。
自分の考えに共感していただき、うれしい限りです。ありがとうございます!
かなり有益な情報ありがとうございます。
iroha board、鈴木様が構築されたサイトを拝見しました。iroha boardは知り合いが通っている私立高校で利用されているのを知っていましたが、使いづらいと聞いていたため、すっかり候補から抜けていました。(いや、忘れてたな笑)
調べた感じでは、NetCommons3と並ぶくらい使いやすそうで、構築も同じくらいの難易度かなとも感じました。
実際に構築もしてみようと思います。
鈴木様が実際の現場で使われている感じ、どちらが使いやすいでしょうか。
クラスでも利用したいことを考えると、iroha boardは学習用途に振りすぎている感じもしました。そこらへんの実際利用している先生の話を聞いてみたいです。
ここでiroha boardの話をしていいか、考えてしまいますが、Connect-CMSに少しでも役立てる情報になればと思い、書かせていいただきます。
iroha boardは自分的にも使いにくいです。具体的には「管理者」=「教員」になっているため、サイトの重要な部分まで「教員」アカウントで変えてしまえます。すると現場では、よくわからない教員がよくわからないまま設定を変更してしまうので、これは変えて欲しい部分になります。
学習コンテンツの作成の面では、だいぶ使いやすくなってきました。YouTubeなどの動画URLも貼れますし、Webサイトも貼れます。
その上で、個人の状況も見えますのですごくいいと思いますが、ただ学習のみなのです。
その点NC3などは色々な機能がありますので、使いやすいですよね。もちろんConnect-CMSも。個人的には、NC3からConnect-CMSに移行したいのですが、動画プラグインがないため、現状待っている状態です。
県立高校の教員は公務員のため、YouTubeなどに動画をあげ、収益を受けてしまうと、副業規定に違反する可能性が高くなると思います。ニュースでもたまにありますが、教員が副業するとどうも自発的な退職に追い込まれるように思えます。
なので、自分的にはこれから動画のコンテンツも入れたいと思った時に、自分のサイトで収益などを考えず、自分の作成したものを流したいと思っています。
また同時にYoutubeや他のサイトでリンクすることが許される動画がある時は、それにリンクをしたいとも思っていますが。
学校全体で作成するにはiroha boardは管理面で不安な面があり、NC3は学習コンテンツを作るには難しく感じます。ただデータベースモジュールと小テストモジュールを組み合わせることによって、それなりに学習効果が出るサイトを構築できるのではないかと思っています。
ちなみに僕は高校(工業)の情報技術で採用試験をうけ、合格しています。現在は物質工学科という化学系の学科にいますが、情報系の実習や情報技術基礎などを担当しています。またPCのある実習室の管理も担当しております。
一応知っていると思いますが、工業の免許は自分が大学で専門にしたものでなくても人事異動で回される可能性があります。例えば化学で合格していて、大学で化学をしていても機械科に行くこともあるそうです。(数は少ないようですが)
もちろんその逆もあるし、隣接する学科には異動しやすいようです。
自分の場合は「情報システム科」、「電子工学科」、「物質工学科」と移動しています。
返信ありがとうございます。
Connect-CMSに直接関係ない話も入ってきますが、投稿が消された場合は[matsuo5450@gmail.com]に返信をしていただけるとありがたいです。
さて、Youtubeの投稿についてですが、収益の条件は2つあったはずです。「登録者が1000人以上いること」「直近12ヶ月の総再生時間が4,000時間以上」だったと思います。また、この条件をクリアしても、動画に収益をつけないオプションも選べたと思います。また、収益の支払先を配偶者にするなども回避方法としてあると思います。不確実な方法をとるよりは、Googleドライブのリンクを貼り付けるなどの方法が良いかもしれません。自分がいた高校はサイトの容量が1GBしか割り当てられていなく、担当の先生のドライブに動画を保存して共有する方法をやっていました。(大方の自治体が契約しているG Suiteはドライブの容量が無制限です。動画の容量にもよりますが、ネットワークの帯域などは確認した方が良いかもです。)
全然畑違いの学科で大変だと思います。自分の高校も、「機械科だけど今情報科」とか「工業化学科だけど今数学科」みたいな先生ばっかりで構成されています。やっぱり大変ですよね。
鈴木様に一つお伺いしたいのは、実際に自分でこのようなサイトを立ちあげる時に、決裁書類などは管理職に提出しましたか?
授業で使うことだから、決裁はいらないような気もするのですが、実際はどうなのでしょう...
実際に自分がそのように運用するとなった場合、自分が一番苦手な「お伺いを立てて決裁を得る」をした方が良いのか、はたまた、どのような手順でするべきかを教えていただけるとありがたいです。
松尾 様
株式会社オープンソース・ワークショップの井上です。
公式サイト拝見させて頂きました。精力的に仕組づくりをされているようで感服いたします。
https://mt-study.sakura.ne.jp/circle/
◆Netcommonsについて
まず先んじて、Netcommons3かとお見受けしますが、残念ながら弊社ではNetcommons(2も3も)の開発や新規導入は基本的にもう行っていないのです。
ここは話が長くなるので端折りますが、一言でまとめると「Netcommonsプロダクトオーナーの方針によりこういったやり取りができるコミュニティがなくなってしまったから」です。
https://www.netcommons.org/blogs/blog_entries/view/6/1ad22af76742eaf8678894a2d358d247?frame_id=13
※弊社として「対話」を重視する風土がございます故、その結果が今目の前にございます「Connect-CMS」になります。
◆とあるFBコミュニティの紹介
本筋とは外れて恐縮ですが、FBでもこのようなコミュニティがございます。
現職の先生方も議論されており、内容も濃いので松尾様には参考になるかもしれないと感じた為、こちらも共有させて頂きます。
https://www.facebook.com/groups/1059176697441865/
◆Connect-CMSの「課題管理」について
>「各々の生徒が自分の出席や課題提出・評価などを確認する機能がない」
Connect-CMSにもこの辺りをカバーする機能として「課題管理プラグイン」というものがあります。私が直接触ったことがないので使い勝手が述べられないのが申し訳ないですが、いわゆるLMSを想定して開発された機能になると思います。GitHubのやり取りを見るに人によっては粗削りな部分があるのかもしれませんが、皆で使いやすいものにしていければと考えています。
https://connect-cms.jp/manual/user/learningtasks
https://github.com/opensource-workshop/connect-cms/issues/895
◆Connect-CMS宣伝(笑)
ちなみにさくらレンサバでしょうか?
Connect-CMSはレンサバへの導入情報も整備されてきておりますので、
手前味噌で恐縮ではございますが、参考までにConnect-CMSインストールガイドを共有しておきます。
学業やサークル活動で多忙かと存じますが、ご興味ございましたらご参考くださいませ。Connect-CMSをベースにしたお話ですと開発側も食指が伸びやすいです。
https://github.com/opensource-workshop/connect-cms/wiki/Install-sakura
◆余談 ※ちなみに弊社代表の永原と昨夜の談話にて
「松尾さんのサークルって、学校現場を助けることで教育をよりよくするという当社の理念にも合致するように思う。全面的に支援したい。Zoom等、打ち合わせしてざっくばらんにお話してもいいよね」とノリノリだったことを最後に含みとして共有しておきます(笑)
おそらく、具体的にはConnect-CMSのインストールを何某かのサーバでサポートさせて頂き、必要な機能を対話しながら創り上げていく、といったところかなと個人的に予想しています。
細かいところにコメントできず恐縮ではございますが、まずは大枠での回答とさせて頂きます。
以上、よろしくお願いいたします。
返信ありがとうございます。
井上様をはじめ、鈴木様も迅速かつ丁寧な返信ありがとうございます。
◆サークル公式サイトについて
本当は部員用ページ(グループウェアの部分)も見ていただきたいのですが、該当箇所に個人情報が含まれている以上、全体公開される場でアカウントを提示するわけにはいかないので、ご了承ください。
◆NetCommons3について
NetCommnos3の開発終了は、サークルのサイトを導入する際に確認しており、かなり迷いました。WordPressやConcrete5も候補に入れたのですが、公式サイトとグループウェアを同じアカウントで管理できる点や応用力の高さ、構築が低価格で済むことを理由に選定しました。ただ、自分のサーバーやドメインを使用していたりするので、1年半後には移動することになっています。そのタイミングで、Connect-CMSを導入する予定です。
自分のサイトは模擬授業などでも使用する予定なので、今作ってあるサイトがログインできないため、早急に新しく作り直す必要があります。なので、Connect-CMSを試験的に導入してみようか考えているところです。
◆とあるFBコミュニティの紹介
ぜひ、参加させていただきます。
共有ありがとうございます。
◆Connect-CMSの「課題管理」について
◆Connect-CMS宣伝(笑)
この夏休みを利用して、Connect-CMSのことをもっと勉強したいと考えています。
マニュアルは既に確認しました。
そこで、自分のサーバーに導入したいのですが、いまいちコマンドが良く理解できていません。手助けしていただけるとありがたいです。
サーバーへの展開ができたら、「課題管理」プラグインも試してみたいと考えています。
◆余談
本当にありがとうございます。感謝しかないです!
Zoomも対応ができますので、前向きに対話をできればと考えています。
今日学校に来ているサークルの部員に、上機嫌でこのページを見せました。
残念ながら全員がICTに興味があるわけではないので、「何を言っているのかよくわからんけど、サークルを認知してくれた方々がいることと、松尾がうれしそう」ということは伝わりました(笑)
松尾様
メールを送りましたので、ご確認ください。もし受信されていないようでしたら、独自ドメインのため、迷惑メールに分類されている可能性がありますので、そちらも合わせてご確認ください。
また現場の情報で聞きたいことがあれば、メールください。
またサーバ管理などもお手伝いできるかもしれません。
松尾 様
株式会社オープンソース・ワークショップの井上です。
Connect-CMSをご検討を頂けるようでありがとうございます。
※別途、頂いている個別相談のメールもありがとうございます。
ここまでの状況を踏まえて下記の方針で進めたく考えております。
以上、よろしくお願いいたします。
返信ありがとうございます。
以上の内容、了解しました。
今後とも宜しくお願いします。